人間関係最悪・ブラック施設から退職できなくて困っていませんか?
人間関係最悪。それは人手不足が原因かも。
令和4年度「介護労働実態調査」結果によると、労働者の労働条件・仕事の負担に関する悩み等については「人手が足りな い」が 52.1%で最も多いそうです。
つまり半分以上の介護事業所で、「人手不足」を感じているということです。
人手不足というものは、悪循環を発生させます。
介護職員の特徴として、そういった「人手不足によって発生したストレスを同僚に対してぶつける」という行為があります。
例えば、特養では「他のフロアから応援を依頼されたけど、こっちも人手不足の中工夫して頑張っているのに!」「そのフロアは、工夫もせずに応援を依頼してきている!」などという不満です。
こうなったら対立が発生し、相手の悪い面しか見えなくなり、職場の人間関係が悪くなることで更なる離職者が発生して、更なる人手不足という悪循環が生まれていきます。
ブラック介護施設。
ブラック介護施設は確かに存在します。
特に古くからある介護事業所は、「昔は休憩なんて無くて当たり前」「残業代なんて出なくて当たり前」「有給休暇なんて取れないのが当たり前」など、昭和ルールで運営している場合があります。
そのような考え方が古い介護事業所では、介護職員から搾取することに対して罪悪感は一切なく、「それが当たり前」と思っています。
全国の介護施設の労働基準法を犯している可能性
はっきり言って労基法を犯している可能性は、全国規模で高いです。
なぜなら、『ワンオペ夜勤』。これがある施設は、基本的に休憩回しの職員が居ないと成立しません。
この休憩回しが居ない夜勤体制だと、介護職員は夜勤中に休憩時間が確保されていないと言えます。
中には「夜勤はご利用者は寝ているので、直接的に介助をする時間が少ない。介助していない時間は休憩時間だ。」とふざけたことを言う施設もあります。
こう言った施設は、休憩時間の定義もわかっていませんし、その他にも労働基準法を無視している可能性も高いと言えます。
なので、現在そう言った介護施設にお勤めの方は、今すぐ退職することをお勧めしますし、そう言った施設に就職しようとしている方は絶対に就職しないでください。
介護業界での1年間の離職者数は14,433人
令和4年度「介護労働実態調査」結果にて、介護職員の離職率は14.4%ですが、その中身は二極化しています。
・50.7%の事業所は、離職率が10%未満。
・17.4%の事業所は、離職率が30%以上。
このように明らかに離職率の高い介護事業所は存在し、運悪くそのような離職率の高い事業所へ就職してしまった場合、あなたもその事業所を退職する可能性は高いと言えます。
この調査によると、介護業界では1年間の離職者数14,433人もの介護職員が、その事業所を退職しています。
数字だけ見ると、ただ「多いなあ」と思うくらいかもしれませんが、この方達一人ひとりが悩んで苦しんだ末に、退職という行動に踏み出したんだということを意識してほしいです。
退職したくてもできない方達……
先ほど介護業界での1年間の退職者数は14,433人だとお伝えしましたが、この数は氷山の一角です。
確実に多いのが『退職したくてもできない方達』です。
この方達の人数は、もっともっと多いはずです。
退職したくてもできない。
退職したい意向を伝えたとしても「今は人手不足だから退職は受け付けられない。」や、「うちの施設、退職の受付は1年に一回の受付期間で行うから、今は退職できないよ。」といった具合で違法に退職を引き止めてきます。
その手法はさまざまなものがあり、介護職員をなんとか騙して退職させずに働かせ続けようという意識を持って止めてきます。
中には退職することを諦め、泣き寝入りして働き続けるという介護職員もおられます……。
「退職できない」を放置し過ぎると病気で働けなくなることも……
退職できない環境で、ワンオペ夜勤。休憩もろくになく有給休暇ももちろん取ることができない。
人間関係が最悪で人手不足が慢性化している……。
そんな過酷な労働環境で働いていると、体はもちろん精神面も壊してしまいます。
特に精神面(メンタルヘルス)を崩し、最悪の場合うつ病になることもあります。
メンタル面の病気は周りからの理解が受け入れられない場合もあります。「怠けてるだけじゃない?」「だらしない」など。
うつ病は朝起きても体が動かず、起きることができなくなる症状も出ます。
それでも頑張って働いた結果、仕事することすら出来なくなり、生活自体ができなくなります。
このような状態になったとしても、職場は何も保証してくれませんし、「そんな状態にしてしまって申し訳ない!」などの謝罪の言葉なんてあるわけがありません。
ただ、一人職員が居なくなった。それだけです。
「退職できない」と放置した結果、あなたの人生を狂わせることにもなりかねません。
「退職したくても退職できない」は退職代行で解決できます
過酷な労働環境の介護職員を救う最終兵器として使用すべきサービスは、『退職代行サービス』です。
無闇に使うものではありませんが、退職できないことから脱却するには、このサービスを使うしかありません。
退職代行を使うなんて、卑怯ではないか?
はっきり言って卑怯ではありません。なぜなら違法な退職引き止めをしている介護施設側の方が卑怯ですし、退職しないとあなたの心身は壊れていき、最悪の場合生活ができなくなるからです。
退職代行サービスを使うことは正しい判断ですし、それを卑怯と言うような人とは関係を持たない方が良いです。
どの退職代行業者を選ぶべきか
退職代行業者はたくさんありますし、中には無責任な業者もあり、最悪の場合退職できないことや、あなた自身が法的に違法なことをしていると逆に訴えられたりすることもあります。
以下は色々な情報を調べた結果おすすめする退職代行サービスです。
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退職代行業者の種類 | 退職代行業者名 | おすすめする人 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|---|
弁護士対応 | *退職110番 *弁護士法人みやび | 確実に安心して退職したい人 超ブラック施設に勤めている人 | *訴えられても対応してくれる *確実に安心して退職できる | 高額(43,800~55,000円) |
労働組合 | *女性の退職代行【わたしNEXT】 *【男の退職代行】 | ブラック施設でも、ある程度常識がある施設に勤めている人 | *弁護士対応の約半額の安さ(26,800~29,800円) *JRAA(日本退職代行協会)「特級認定」を取得している | 法的に訴えられた場合、対応ができない |
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女性の退職代行【わたしNEXT】と【男の退職代行】には、無料の転職サポートがあります。
これは業界初とのことで、退職後の転職を考える場合に利用しても良いサービスと言えます。
無料で相談してみましょう
退職代行サービスの中には、とりあえず無料で相談してみることができます。
例えば現在お勤めの施設のブラック具合や、退職したくてもできない旨を相談してみるのもいいです。
行動せずに後悔するよりも、まずは一歩踏み出すことが大切です。
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とにかく一歩踏み出すことが大切
「退職したくてもできない」のではなく、確実に退職できる方法があります。
その方法を使って、勇気を出して一歩踏み出すことができるかできないか。それだけです。
あなたの介護職員としてのスキルは、ホワイトな介護事業所で発揮していただきたいです。
また、ブラックな介護事業所は人手不足で廃業するか、運営を改めてホワイト介護事業所になるべきです。
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