心が限界なのに休めない……介護職員が人生を失敗しない方法

退職

心が辛くて辛くて仕方ない。急に悲しくなったりイライラしたり……
眠れなかったり眠りすぎたり、体がだるくて疲れがとれなかったり……

そんな状況が続くので、心療内科や精神科に受診し、仕事を休むように診断される。
そのことを上司に伝えると、
「人手不足なのに、介護職員が休めるわけないだろ!」
「サボりたいだけだろ!」
「気合いで乗り切れ!」と一喝。

介護現場は常に人手不足でみんな疲弊しているのに、自分だけが休んでいいわけがない……。
たしかに自分に甘いだけかもしれない。他の人は休まずに仕事ができている……。

こんなところで疲弊して休む自分は、なんて情けないやつなんだ……。

ちょっと待った!!この状況危ないですよ!!

そのまま無理して働き続けると、あなたの人生は失敗に終わります。
具体的には以下のようになります。

*うつ病などの精神障害になる。
*仕事に行けなくなり収入を失う。最悪の場合家族も失う。
*精神障害はすぐに治らない場合もあるので、症状が何年も続く。
*トンネルの出口が見つからず、死を意識してしまう。
*最悪の場合人生が終わる。

このように、人手不足で未熟な経営をしている介護施設で働いている介護職員が人生を失敗しないためにも、解決方法を知っておきましょう。

ハピケア【ブラック施設を耐え抜いた人】

ブラック施設を耐え抜いた、約35名の部下を持つ現役介護主任です。
現在は以下のように、ホワイト施設に変えました。

*お局からのパワハラからの解放
*見守りしながらの休憩時間の撤廃
*残業代請求できない・有休取れない圧力の除去

私は、
・特養で20年
・介護主任歴10年
・介護福祉士、ケアマネの資格所有

労基法を学んで、改善を徹底してきました。

ブラック介護施設……そこから抜け出すには勇気と力が要ります。
そんな心からつらい想いをされてる介護職の方に勇気と力を与えたい。

介護職員の「辞めたい」を解決できるような情報を発信するブログです。

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退職代行を使って逃げる

前提として、心療内科から休職するように診断を受けた人が、休職を拒否する上司に粘り強く交渉するということは、かなり困難な作業だと思います。
そもそもそのような上司が管理する職場から退職することが、あなたの今後の人生において一番大切なことです。

しかし、休職すら認めてくれない上司であれば、退職を伝えたところで「退職は認めん!」などと一喝して退職を認めてくれないことも考えられます。

逃げ場がない人には

休職もだめ。退職もダメ。
あなたにはもう逃げ場はない。耐えるしかない。と、感じると思います。

そんな方が最終手段で使うことをお勧めするのが、退職代行サービスです。
退職代行サービスを使えば、以下のようにあなたは救われます。

*代行を依頼したその日から職場に行かなくても良い。
*退職を全て代行してくれるので、あなたはその間療養できる。
*有給休暇が残っている場合、全て消化して退職することができる。

確実に手間なく退職するなら

とにかく確実に手間なく安心して退職したい方は、弁護士対応の退職代行業者を選べば問題ありません。
精神的に限界のあなたは、仕事に行くことなく職場から離れて安心することが一番です。
退職代行を依頼した後は業者にお任せして、あなたは安心して療養することができます。

弁護士対応の退職代行業者のメリット/デメリット

メリット:弁護士が対応してくれるので、法的にも隙がないのでトラブルなく退職できる。
デメリット:料金が高い。

弁護士対応の退職業者をお勧めする人の特徴

*とにかく安心して退職したい人。
*安心して退職できるなら料金が高くても問題ないと思う人。

厚生労働省の総合労働相談コーナーに相談する

厚生労働省の総合労働相談コーナーは、職場のトラブルに関する相談や、解決のための情報提供をワンストップで行います。
もちろん無料で相談ができ、予約も不要です。

総合労働相談コーナは、全国の労働基準監督署内など379箇所に設置されているので、ご自分の地域の相談コーナーに相談できます。

総合労働相談コーナーのメリット/デメリット

メリット:無料で相談できる。
デメリット:解決はしてくれないので、動くのは自分自身。

総合労働相談コーナーをお勧めする人の特徴

*退職だけは絶対にしたくない人。
*自分自身で解決したい人。

上司がダメならその上の上司に助けを求める

あなたの上司は、なぜ休職や退職を認めないのか考えたことがありますでしょうか?
それはズバリ、上司自身の評価が下がるからです。

そんなダメ上司では話になりませんので、その上司の上の上司に助けを求めてみましょう。

上司の上の上司に助けを求めるメリット/デメリット

メリット:あわよくば、休職や退職を認めない上司の評価が下がり、結果的に仕返しができる。
デメリット:その上の上司も休職や退職を認めない場合もあり、確実ではない。

精神障害の症状がひどい場合

精神障害の症状は人それぞれなので、「一律にこうしたほうがいい」ということは言えません。
とにかくお医者さんからの指示にはきちんと従い、治療することが大切です。

その中でも精神障害の症状がひどい場合、以下のような症状があります。

*夜に眠れない。または眠り過ぎてしまう。
*朝体が動かず、布団から出れない。
*とにかく不安がつきまとい、日常生活に影響が出ている。


このような症状があるにも関わらず仕事が休めない人は、必ず退職代行サービスを使って仕事から離れましょう。
もしもうつ病になった場合、うつ病は簡単に治る病気ではないので、仕事を続けるどころか、あなたの生活自体を脅かすことになってしまいます。

退職代行業者には無料で相談できるサービスがありますので、まずは無料で相談してみてください!

そのほかの退職代行業者について

とはいえ他にも様々な退職代行業者があり、料金もお手頃なものもあります。
どれを選べばいいかわからない方は、まずは全体像を把握することから始めてください。

大きく分けて3種類

退職代行業者は、大きく分けて3種類あります。

①弁護士対応の退職代行業者

②労働組合対応の退職代行業者

③民間の退職代行業者

どうやって見分けるか?

退職代行業者には、基本的にホームページがありますので、そこに書いてあります。
または業者名に書いてありますので、そこで判断できます。

弁護士監修の退職代行業者には注意!

退職代行業者の全てが全て問題ではないのですが、弁護士監修の退職代行業者には注意が必要です。
一見弁護士対応の退職代行業者に見えますが、これは民間の退職代行業者です。

弁護士監修の退職代行業者 = 民間の退職代行業者

基本的に弁護士監修とは、弁護士が対応するものではなく、民間業者の可能性が高いです。
民間業者の退職代行では、途中で逃げたり会社から逆に訴えられた場合の対応をせずに逃げたり……。

退職代行とは厳密に言えば法的な行為なので、弁護士しか対応はできないものです。
それを弁護士ではないものが代行する場合は、ただの退職したいことを代わりに伝えるだけの人です。

それがわかりやすく見分けることができれば問題ないのですが、一見するとわかりにくい業者が多いです。
しかも「弁護士監修」という、いかにも弁護士が対応してくれそうな業者名をつけている場合が多くあります。

労働組合であれば弁護士に劣るものの、交渉権を持っているので有給休暇の消化などの交渉はできますが、民間の退職代行はこの交渉権すらありません。

安いからといって依頼し、会社とトラブルになって結局自分で対応することになるなんて、精神的に限界を超えている介護職員にとって二重苦でしかありません。

*退職代行に関する詳しいことが知りたい!
*退職代行業者を選ぶときに失敗したくない!

そんな方は、以下の「あわせて読みたい」の記事を参考にしてください。

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