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「退職したいけど退職届を受け取ってくれない。」
「そんな場合は、内容証明郵便を雇用主に送れば解決します。」
そんな簡単に言われても、素人が内容証明郵便を送るにはハードルが高くて難しいです。
内容証明郵便の書き方や出し方、注意点をまとめました。
必ず参考になるので、ぜひ最後まで読んでいってください。
内容証明郵便の出し方
2つの方法があります。
直接郵便局で出す方法は、手間が多く面倒です。
簡単なのはインターネットで出す方法です。
この記事では、インターネットで内容証明郵便を簡単に出す方法を詳しく解説していきます。
e内容証明郵便で送る退職届のテンプレート
e内容証明郵便で送る際の書類には、執筆のルールがあります。
そのルールを把握して執筆するのは大変なので、テンプレートをダウンロードして編集、印刷してください。
ちなみに日本郵便のサイトからダウンロードできる雛形以外のものは、全て受け付けてくれません。
以下のファイルは、その雛形を編集して実際にアップロードできるようにした退職届です。
残念ながら対応はwindowsのみ。
ですが、私が実際あれこれやってみて、なんとかMacでも提出することができました。
少しめんどくさいですが、以下の方法で提出できます。
- Macの場合はmicrosoft 365に無料でアカウントを作成。
- web上でテンプレートを編集してダウンロード。
- ダウンロードしたものをMacで編集してアップロード。
注意点として2点に気づきました。
これを守らないと、e内容証明ではすぐにエラーになって送ることができなくなります。
Microsoft365
e内容証明で内容証明郵便を出す方法
まずは日本郵便の「WEBゆうびん」にアクセス。
アカウント作成(新規利用登録)から始めましょう。
ちなみにWEBゆうびんのサイトは、スマホサイズのページを用意されていません。
基本的にはパソコンで作業する必要があります。
どうしてもスマホで作業を行う必要のある人は、画面を拡大したりスマホを横に向けたりして作業しましょう。
①日本郵便の会員になる
e内容証明サービスを受けるには、日本郵便局の会員になる必要があります。
会員にならないと、サービスを利用することはできません。
会員登録は無料でできます。
↑「上記の内容を確認しました」のところにチェックを入れ、次に進むをクリック。
↑仮登録が完了すると、入力したメールアドレスに本登録の案内URLが届きます。
↑登録したE-mailアドレスとパスワードを入力してログイン。
↑必要事項を入力。
↑『電子内容証明』にチェックを入れておいてください。
Web郵便と同時にチェックを入れることはできません。
↑『料金後納』は料金後納顧客番号が必要です。
インターネットで作業を完了させるには、クレジットカード決済一択です。
↑カード番号と有効期限を入力。画像認証の数字を入力して次へ。
↑ここで会員登録完了です。トップに戻ってください。
②e内容証明で退職届をアップロードする
このページでダウンロードした退職届を自分用に編集し、そのファイルをe内容証明にアップロードします。
この退職届はMicrosoft Wordのみ対応で、文字の大きさやフォント、余白の大きさにもルールがあります。
このルールはとても厳しく、おそらくファイル名を変更するだけでもアップロードできない場面もありました。
この厳しさは、もしかしたらMacだからかもしれません。
ただし、内容証明のルールはMacじゃなくても、きちんとあります。
そのルールに沿ってないと、アップロード時にエラーが発生します。
↑e内容証明の「会員専用メニュー」をクリック。
↑今回は退職届を出すことが目的です。
差出人であるあなたと、雇用主である施設長等との1対1のやり取りなので、「かんたん差出し」を選択。
↑この記事の最初にダウンロードした退職届に、ご自身で内容を編集したものを選択してください。
『ファイルを選択』から、編集した退職届ファイルであるtemplate01.docxを選択。
選べましたら『次へ進む』をクリック。
↑差出人を入力。
↑受取人(送り先)の情報を入力。
↑あとは、「文章内容を確認しました」と「料金を確認しました」にチェックを入れて『差し出す』をクリック。
お疲れさまでした。これにて完了です。
内容証明郵便の料金
直接郵便局で出す際は、退職届程度の文字数なら最安の959円かかります。
e内容証明は1,265円と、少し割高になります。
ただし、1500文字以上のものであればe内容証明の方が安くなります。
内容証明郵便で退職届を提出するデメリット
内容証明郵便が会社の雇用主に届いた時点で、対決の姿勢になってしまう場合もあります。
もちろん反論をしてきたり、法的な対応をしてくる場合も。
ただし、民法では退職の自由が確保されているので、法的に争われても負けることはありません。
よっぽど会社に対して違法な働きをしていれば別ですが、普通に真面目に働いた方は大丈夫です。
その辺が気になる方は、以下の記事が参考になるので読んでみてください。
内容証明郵便の弁護士への依頼料
ここまで読んで、「内容証明郵便を自分で出すのはちょっと……。」と思われる方。
専門家に依頼すれば、どのくらいの料金でしてくれるのかが気になると思います。
内容証明郵便をあなたの代理で行なってくれる人は、弁護士のみ。
それ以外の人が代理で行うことは非弁行為と言って、違法になってしまいます。
弁護士に退職届を内容証明郵便で出すように依頼した場合、3〜5万円程度かかります。
「かなり高額だな……」と感じたと思います。
ただし、この金額で弁護士に依頼するなら、弁護士対応の退職代行サービスを使った方がかなりお得です。
ただ、自分で内容証明を送ってみて退職できれば目的は達成されるので、内容証明を送ってダメだった場合に退職代行サービスを使う判断をしてもいいと思います。
ワンストップの退職代行サービス
退職届を内容証明郵便で出すことだけを弁護士に依頼するのであれば、3〜5万円かかります。
しかしその後、会社側から訴訟されたり、退職時に必要な書類を渡してもらえなかったり。
さらには、自宅に押しかけて来られることも考えられます。
そこまでの対応を素人が一人で対応するのは、精神的にも負担が強く、結局退職をあきらめることにも繋がることも……。
そこでおすすめするのは、『弁護士対応の退職代行サービス』です。
中でもワンストップでの弁護士対応の退職代行サービスがおすすめです。
ワンストップサービスがおすすめの理由
弁護士対応の退職代行サービスでは、例えば通常のサービスから訴訟に発展した場合、オプション費用がかかることもあります。
スムーズに退職できればそのような費用はかかりませんが、そうはいかない場合の最終的な依頼費用が膨らんでしまうことも。
その点ワンストップの退職代行サービスは、そんなリスクを感じることなく、費用面にも安心して受けることができます。
まとめ
退職届を受け取ってもらない場合、内容証明郵便で雇用主に送りましょう。
内容証明をかんたんに送る方法は、e内容証明。
e内容証明は、24時間いつでもどこでも送ることができます。
- 退職届のテンプレートをダウンロード。
- 退職届の入力。
- WEBゆうびんの無料会員登録。
- e内容証明の『簡単差出し』で退職届をアップロード。
- 差出人と受取人の情報を入力。
- 『差し出す』にて完了。
内容証明を出せば、会社とは対決関係になり場合もあります。
最悪の場合法的に争うこともあるかもしれないので、その際は退職代行サービスに依頼することをおすすめします。
退職代行サービスの料金相場はこちらで確認
私のブログは、介護職員がブラック介護事業所から退職し、ホワイトな事業所で能力を発揮しながら働くための第1歩を踏み出せるような記事を書いています。
介護職員から搾取するような事業所が一つでもなくなるよう、今後も記事を書いていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
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